喪中はがきを出す相手とは 専用はがきや切手って?いつまでに出すべき?

公開日:  最終更新日:2016/04/19

喪中はがきを出す際、
どこまでの相手に出すべきなのか悩むところですよね。

全ての人に出すべきなのか、
または一部の人だけでいいのか、
その範囲を決めるのも難しいものです。

というわけで今回は、
そんな喪中はがきの常識について、書いていきたいと思います。

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喪中はがきを出す相手とは?

そもそも喪中はがきって、本来どんな意味があるのか知ってました?

これには、
「喪に服しているため、こちらからは新年のご挨拶は控えさせていただきます」

というお詫びと、

「今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします」

という挨拶の両方の意味が込められています。

なので、喪中はがきというのは、
毎年、年賀状を出している人に出すもので、

もし喪中でなければ、この人には年賀状を出したかった!

という人に出せばいいことになります。

ただ、亡くなったことを既に知っている親しい親族などには、
わざわざ出すべきなのか悩むかと思います。

この場合、出さないことが多いですが、
きちんと出しておきたいという方などは、
出しても失礼にはならないので、出しても大丈夫です。


会社の人や、亡くなった方との関係がない人の場合は、
喪中はがきを送らずに、年賀状を送っても問題はありません。

このように、絶対にこの人には喪中はがきを出さないといけない、
という決まりというものはないので、
毎年年賀状をやり取りしている相手全員に、喪中はがきを出す。
という人もいれば、

会社の人や友人には喪中はがきは出さない。
という人もいますので、

喪中はがきを出す相手を決める際は、
亡くなった人と自分がどういう関係であるのか・・・
また、喪中はがきを出す相手と亡くなった人との関係がどうなのか・・・

これらをよく考えた上で決めるようにするといいでしょう。


そして中には、同じように喪中の人もいます。

もし、喪中はがきが先に送られてきた場合でも、
「相手が喪中なら年賀状は届かないだろう」とは思わずに、
こちらからも、きちんと喪中はがきを出すようにしましょう。


ちなみに、自分は喪中だけど、
相手からの年賀状は受け取りたいという場合もあると思います。

そんなときは、敢えて喪中はがきを送らずに、
年賀状を送っても問題にはなりません。

喪中を知っている相手ですと、
不思議に思われるかもしれませんが、
喪に服している(悲しみの渦中にある)かどうかを決めるのは、

あくまでも本人であって、
他の人が決めることではないので、
喪中はがきを送るか、年賀状を送るかは自分次第なのです。

なので、そんなに難しく考えないでくださいね。

ただ、家族や親がいる場合は、
相談して決めないと、後で揉めることにもなりますので、
きちんと話合って決めることが大切です。

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喪中はがきの専用はがきや切手はあるの?

喪中はがきの場合、
亡くなった時や故人の名前、続柄などがそれぞれ違うので、

印刷された喪中はがきというのは、販売していません。

ですが、印刷したり、
自分で書き入れる喪中はがき専用のはがきなら、
切手を貼る部分に胡蝶蘭が印刷された、
官製はがきが郵便局に売っていますので、

はがきを購入して自分で印刷するか、
もしくは、郵便局や印刷をしてくれるところで、
印刷をお願いすることになります。

また郵便局以外にも、
コンビニスーパー文房具店などにもはがきはありますので、
そちらで購入することも可能です。

そして専用の切手ですが、
郵便局に行けば、弔事用の切手は販売しています。


ちなみに郵便局では、
もし年賀はがきを先に購入してしまっていて、
後から喪中になってしまった場合などは、

窓口に申し出れば、無料で喪中はがきに交換してもらえます。
これなら、年賀はがきを無駄にすることもなくなるので、
喪中になってしまっても、慌てずに郵便局で交換してもらってくださいね。


あと、仕事などで忙しくて、
郵便局などに行って、印刷を申し込む時間がない方は、
ネット印刷を利用するといいですよ!

これなら家で注文できて、できたら家まで届けてくれるので、
大変便利です。

それに大量に喪中はがきを出さなければいけない方も、
ネット印刷で注文すれば、数が多ければ多いほど、
安く印刷してもらえるので、コストも削減できます。




喪中はがきはいつまでに出すべきか

喪中はがきの場合、
受け取った側は年賀状を出すことを控えるため、
相手側が年賀状を用意する前に、喪中はがきを出す必要があります。

とはいえ、あまりに早すぎても
喪中はがきが来ていたことを忘れて、
年賀状を書いてしまう人も出てきてしまうので、

喪中はがきを出す時期としては、
11月中旬には出し始め
12月上旬頃には届くようにするのがマナーです。

最悪、年賀状の受付が開始される
中旬ごろまでには出すようにしましょう。


しかし、12月中旬を過ぎてから、
誰かが亡くなってしまうこともあります。

そんなときは、喪中はがきは出さず
年が明けてから、年賀状が来た人に対し、
寒中見舞いを送って、喪中であったことを伝えましょう。

気をつけたいのが、年が明けてからというのが、
松の内(関東なら1月7日、関西なら1月15日)
を過ぎてからになるので、注意してくださいね。


まとめ

12月になると、何かと慌ただしくなってきますので、
喪中はがきを出す相手が決まったら、
忘れないうちに早めに出すようにしましょう!

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