お彼岸にお墓参りに行けないなら仏壇にお供え物でもいい?のしは必要?
毎回、お彼岸にはお墓参りに行ってるが、
今回はどうしても仕事で行けない!!
用事があって、遠方のお墓まで行く時間が取れない!!
誰でもこんなことはありますよね。
でもこんなときはどうすればいいか・・・
悩んだときのために、
お墓参りに行けないときのことを書いていきますね!
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お彼岸のお墓参りに行けないときは仏壇でもいいの?
お彼岸中に、お墓参りに行きたいが仕事が休めなかったり、お墓までが遠くて、お墓参りに行けないからといって、
そんなに気にすることはありません。
一番大切なのは、
ご先祖様を想う気持ちであって、
「必ずしもお墓参りに行くこと」ではないんです!
なので、行けるときにお墓に行けばいいですし、
仏壇に手を合わせるだけでもいいのです。
仏壇自体が、遠方の実家にある・・・
という場合でも、ご先祖様を想うことはどこでだってできますから、
それこそ家で、ご先祖様を思い出し手を合わせれば、
それだけでも十分です。
しかし、結婚して嫁いだ場合など、
旦那の実家(義母)がお彼岸には、必ずお墓参りに行っていたり、
親戚が仏壇に手を合わせに来ている家だったりすると、
なかなかそういうわけにもいきません。
そんな場合は、
実家やお墓参りに行けないと分かった時点で、
電話で断りを入れておくなどした方がいいですね。
場合によっては、お供え物を送ったり、
お彼岸中には行けないにしても、
また後日行けるように予定を立てたりするようにしましょう。
もし、お供え物を送る場合は、
彼岸入り前に届くようにするか、
中日前には届くように送るといいですね。
お彼岸の仏壇へのお供え物は何がいいか
地域や家庭によって、お供えするものはだいぶ変わってきます。昔から変わらず、
春にはぼたもち、秋にはおはぎをお供えするところもあれば、
線香や季節の果物、お菓子など様々なものをお供えします。
大勢の人が集まるときのお供え物であれば、
すぐにその場で食べられる生菓子のおはぎなどでもいいですが、
持ち帰ってもらうお供え物となると、
ある程度日持ちがして、
個別包装してある、分けやすいお菓子などを選ぶのが好ましいですね。
もし、何を選ぶか悩んだときは、
生前、故人が好きだったものを選んだり、
仏壇のある家の人が食べられるものを選ぶといいです。
ちなみに、親戚の方などがたくさん集まる場合には、
果物やお菓子など、みんなが持ち寄ることで、
本家の方が困ってしまう場合もあります。
その状態が想定できる場合は、
敢えてお菓子や果物は避けて、お金を包んでもいいでしょう。
金額としては、3千円、もしくは5千円です。
しかし、お供え物も地域や家庭によって、
決まっているものがあったりするので、
あらかじめ旦那さんに聞いてみたり、
分からなければ、お義母さんに聞いてみるといいですね。
お彼岸の仏壇へのお供えののしはどうする?
もし、まだ結婚していなかったり、結婚した相手が長男で跡取りだったりする場合は、
のし紙をつけなくても大丈夫なことが多いですが、
お義母さんがきちんとしている方だったり、
別居している方の場合は、のし紙をつけた物を持っていきましょう。
線香やお菓子などといった、仏壇へのお供え物ののしは、
黒白、または双銀や黄白の水引で、結び切りののし紙をつけます。
表書きは、「御供」「御供え」「御仏前」で、
お金を包む場合も、
黒白、双銀または黄白の水引で、結び切りの不祝儀袋を使います。
ですが、表書きは、「御仏前」「御供物料」と書きます。
しかし、亡くなってから四十九日(神道なら五十日)が過ぎていない場合は、
表書きが「御仏前」ではなく、「御霊前」になるので注意してくださいね。
まとめ
毎年、2回ともお彼岸にはきっちりと・・・、となるとなかなか大変なものです。
これに加えてお盆や正月、
命日にもお墓を参るとなれば、なお更のことです。
嫌々お墓を参ったり、仏壇に手を合わせても
ご先祖様は喜んでくれないですので、
無理のない範囲で、心にゆとりを持って
お彼岸を過ごしてくださいね!
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