お彼岸のお墓参りはいつ行くの?お供え物は必要で花は持ち帰るべきなの?
お彼岸は、春と秋の年に2回ありますが、
その期間中、お墓参りに行く方も多いと思います。
ですがその一方で、
お彼岸にお墓参りなんか行ったことない!
なんて方も多いですよね・・・
なので今回は、
初めてお彼岸にお墓参りに行くことになった方のために、
お墓参りにはいつ行くのがいいのか、
お供え物は必要なのか、
そして、持って行ったお供え物や花は持ち帰るべきなのか、
これらについて書いていきたいと思います!
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お彼岸のお墓参りはいつ行くのがいい?
春と秋に年2回あるお彼岸ですが、その期間は、
春分の日と秋分の日をそれぞれ、「中日(ちゅうにち)」として
その前後3日間をあわせた7日間が、お彼岸になります。
そして、お彼岸の初日が「彼岸入り(彼岸の入り)」、
最後の日を「彼岸明け(彼岸の明け)」と言いますが、
例としてはこんな感じです!
(例)秋彼岸の場合・・・
秋分の日が23日なら、
彼岸入りは20日で、彼岸明けが26日となります。
基本的に中日である、春分の日と秋分の日が祝日になるので、
その日にお墓参りに行く方が多いですが、
お盆と違って、
お彼岸中にこの日に行かないといけないという決まりはないので、
いつ行っても大丈夫です。
なので、彼岸入りの日に行こうが、
彼岸明けの日に行こうが、なんら問題はありません!
あなたの仕事がお休みの日や、
都合のいい日に行って構わないということですね。
お彼岸のお墓参りのお供え物は必要?
お墓参りに行くことになったら、線香やろうそくや花、場所によっては水を持って行きますよね。
この他に、お供え物を持っていく場合も多いですが、
必ずしもお供え物は必要かどうか・・・となると、
絶対に必要ではないですね。
近年では、場所によってはお供え物禁止というところもありますし、
近くに寄ったから、急遽お墓を参ることになったという場合も
お供え物を用意していないことが多いです。
ですが、お墓参りをする最大の意味は、
ご先祖様を供養することで、大事なのは気持ちです。
なので、お供え物があってもなくても、
ご先祖様を想う気持ちさえあれば、いいわけです。
もし、お供え物を持っていくという場合、
お彼岸では、ぼたもちやおはぎをお供えするというのをよく聞きますが、
これは、地域や家庭によっても変わってきますので、
他のものでも全然構いません。
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ぼたもちやおはぎをお供えしなければいけないとしても、
甘いものが嫌いな人ばかりの家庭では、
なかなか食べられずに腐らせてしまう場合もあり、
それでは勿体ないですので、
果物やおせんべいなど、
お供えした後で、きちんと食べられるものをお供えした方がいいでしょう。
また、何をお供えしたらいいか悩んだときは、
故人が生前好きだったものをお供えするといいですね。
お彼岸のお墓参りのお供え物や花は持ち帰るべき?
お墓参りに行った際に、お供えしたものや花はそのままにしておいていいのか、
悩んだことはないですか?
これはお墓の場所や環境にもよりますが・・・、
お供え物の場合は、
お供えした後でその場で頂くか、持ち帰るようにしましょう。
食べ物の場合は特にですが、そのままにしておくと、
鳥や犬や猫などが食べに来て荒れてしまいますし、ゴミにもなります。
そして何より、放置して腐ってしまったものを
墓前にそのままにしておくというのが良くないですね。
じゃあ、花の場合はどうするかというと、
こちらもできれば持ち帰るのが望ましいです。
もし、家の近くにお墓があって、頻繁にお墓に行くという場合や、
お墓の管理をしてくれる(枯れた花などを処理してくれる)霊園などであれば、
そのまま置いておいても構いませんが、
そうでないのなら、できるだけ持ち帰るようにした方がいいです。
放置しておけば、虫が来ますし、
お墓も枯れた花で汚れてしまいます。
なので、最近では生花ではなく、
造花をお供えするというところもあるようですが、
地域や家庭によっては、望ましくないと考える場合もあるので、
造花をお供えする場合は、
家族などでよく相談してからにした方がいいですね。
勝手にお供えしてもトラブルになりかねないので・・・
まとめ
お墓参りで大事なのは、それぞれの気持ちなので、都合の悪い日に無理やり行くよりは、
行ける日に、ゆっくりご先祖様を想い、お墓参りをすることが大切です。
あまり形式を気にしてばかりで、
気持ちがなくなってしまっては意味が無いので、
地域の慣習や家庭での決まりを気にしつつも、
できる範囲でお参りしましょう!
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