甘酒を炊飯器で手作りしよう!日持ちはする?冷凍での保存は可能?

公開日:  最終更新日:2017/10/22

栄養価の高い甘酒は、
熱中症夏バテ予防にもなり、美容にも最適です。

健康にもいいし、
いろんな料理やお菓子にも使える!

となれば、ぜひとも常備しておきたいものですよね~

でも買ってばかりでも大変・・・


ならば作ってしまおう!!

というわけで、手作り甘酒を作ってみましょう♪

わざわざ買うよりも、
大量に作っておけば楽だし、安く済みますからね。

しかも、少ない材料で作ることができるので、
甘酒生活を送りたい方は、ぜひとも作ってみてください!

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甘酒を炊飯器で手作りしよう!

さっそく、手作りの甘酒の作り方を書いていきたいと思いますが、
こちらで紹介する作り方は、

米麹を使った甘酒の作り方になります。

酒粕を使う甘酒ではないので、ご注意くださいね~



〇材料〇

・米麹   200g
・お米   1合
・水    400ml

〇使う道具〇

・炊飯器
・温度計
・濡らしたタオル


1.炊飯器の釜に研いだお米1合を入れ、
 水(分量外)を2合の目盛りのとこまで入れて、おかゆ状に炊きます。
 (お粥コースにしなくても、大丈夫です)
甘酒1

2.炊けたら釜を取り出して一度かき混ぜてから、
 200mlの水(冷たければ、少し温めても)を入れて混ぜながら冷まします。
 (このときに温度計で60度程度に保つことが大切。
 50度以下には下がらないように!)



3.ほぐした米麹(最初から固まってなければそのまま)を入れて混ぜます。
甘酒2

4.残りの200mlの水を少し温めてから入れて、混ぜます。
 このときにもできるだけ、50度以下に下がらないよう
 気をつけながら、混ぜます。
甘酒3

5.釜を炊飯器に入れて、保温のスイッチを押します。
 中の温度が55~60度になっているのを確認したら、
 炊飯器のふたを開けたまま、釜には濡らしたタオルをかけておきます。
甘酒5

6.2~3時間ごとにかき混ぜて、
 中の温度が55~60度になっているかも確認します。


7.3時間以上経てば、とろみがついてきて、甘さがでてきますが、
 7時間か8時間は保温して、発酵させれば、かなり甘くなります。
 好みの甘さもありますので、それぞれのお好きな時間、保温してくださいね。
 (今回は8時間保温しました)
甘酒6

8.好きな時間で保温スイッチを切り、釜を取り出して一通り混ぜ、
 釜ごと冷水につけて、荒熱を取ればできあがりです!



この後は、好きな保存容器に入れて、
冷蔵庫や冷凍庫で保存してください。

しかし、冷蔵庫に入れておいても
麹菌が発酵し続けるので、酸味が出てきます。

なのでもし、発酵するのを止めたい場合や、
より長く、安全に保存したいというのであれば、

手順の8で、釜から取り出したら、
熱いうちに甘酒を鍋に入れ、火にかけます。
このときに混ぜながら、沸騰はさせずに5分ほど温めてください。

あとは荒熱を取って、
保存容器に入れて冷蔵庫で保存すればOKです!


ちなみに出来上がった甘酒は、
あくまでも「甘酒の素」になるので、かなり甘く、濃厚です。

なので飲む際は、好きな薄さに薄めてから飲んでくださいね。

それと、この甘酒の素だと、かなり粒々の食感が残ります。
この粒々が嫌!という方は、ミキサーにかけるなどすれば、
なめらかになりますので、少々手間ですが、やってみてください。


使う米麹は乾燥のものでもいいですし、
生のものでも大丈夫です。

スーパーに行けばたいていは売ってるので、
探してみてください!(漬物コーナーに置いてあることが多いです)

見つからなければ、通販でも買えるのでご安心を~



甘酒を手作りしたら保存はどれくらいできる?

たくさん手作りした場合、
きちんと飲みきれるか、使いきれるか不安になることもありますよね。

手作り甘酒の場合、
保存する前に火を入れるか入れないかによって、
保存可能な期間も違ってきます。


火を入れずに冷蔵庫で保存する場合は、1週間程度

でも、火を入れてから冷蔵庫で保存すれば、
2週間程度から長くても1ヶ月はもちます。

1週間程度で飲みきってしまう量の場合は、
火を入れなくてもいいですが、
たくさん作る場合は、火を入れたほうがいいかもしれません。

というのも、
甘酒は栄養満点なので、雑菌も繁殖しやすかったりします。

おまけに冷蔵庫に入れておいても、発酵して酸っぱくなってしまうので、
それを防ぐということでも、たくさん作って冷蔵庫で保存する場合は、
火を入れてから保存することをオススメします。


※この保存できる日数はあくまでも目安なので、
もし味がおかしかったり、気になる場合は無理に飲んだりしないでくださいね!


甘酒を手作りしたら冷凍での保存は可能?

手作りした甘酒は、
冷蔵庫で保存する場合、そこまで長くはもちません。

そのため、たくさん作る場合は、
長期保存できる冷凍庫で保存するのが適しています。

冷凍庫での保存なら、
麹菌の働きを止めず(眠らせる)に、長く保存ができるので、
火入れをしていなくても、3ヶ月は軽く持ちます。

というか6ヶ月でも、全然持ちますね!

ただ、冷凍焼けしてしまうと味が落ちてしまうので、
できるなら早めに使い切ったほうがいいです。

そして、たくさんの量をまとめて冷凍してしまうと、
解凍してから、全部使い切らないといけなくなってしまうので、
冷凍保存する場合は、小分けにして冷凍するようにしましょう!


私はいつも、製氷皿に甘酒を入れて凍らせ、
凍ったら、製氷皿からはずして、
それをフリーザーバッグに入れてから、冷凍庫で保存しています。

甘酒7

これだと使う分だけ出して使えば済むので、本当に楽です。

この他にも、フリーザーバッグに甘酒を入れたら、
平らにして凍らせて、使うときはパキパキッと折って使う方法もありますね。

ただ、麹菌の働きを期待して、
火入れをせずに冷凍保存している場合は、

解凍するときは自然解凍するか、
温めても60度程度に温めて飲むようにしてください。

間違っても、
70度以上にしてしまうと、菌が死んでしまうので
沸騰させたりはしないでくださいね!


まとめ

手作りの米麹甘酒を作るなら、
炊飯器があれば、夏でも冬でも気にせずできるので楽チンです。

しかも保温機能を使えば、
麹が発酵するのに適した温度に保ってくれるので、
ほぼ放置して作れるというのが本当に嬉しいですね!

ただ、炊飯器があいているときにしか作れないのが残念ですが・・・

甘酒が好きな人は、是非とも炊飯器でたくさん作って、
甘酒生活を楽しんでくださいね~

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