初盆のお供え物の品物って?のしや表書きは?送る時期はいつ?
毎年、誰もが迎えるお盆の時期。
亡くなって49日が過ぎた、初めてのお盆を初盆といいますが、
この初盆、
実は、経験してみないと分からないことだらけで、
年配の方でも分からない・・・なんてこともよくあります。
なので今回は、
初盆にお供えする物の品物はどんなものがいいのか、
また、のしや表書きはどうするのか、
もし行けなくて、送る場合、
時期はいつならいいのか・・・
などを書いていきたいと思います!
いつ何時来るか分からないので、
そのときのための参考にしてください。
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初盆のお供え物の品物は何がいい?
お供えする物でよく挙げられるのが、- 線香
- ろうそく
- 果物
- お花(アレンジしたものでも)
- お菓子
- ゼリーや水羊羹
- 飲み物(お酒・ジュース)
- 乾麺(そうめん・うどん・そば)
- 乾物(海苔・昆布・高野豆腐・椎茸)
など、いろいろあります。
もちろん、どれを選んでもいいのですが・・・
いろいろと注意してほしいこともあります。
お盆の時期、仏教では、殺生はしてはいけない決まりになっているので、
お供え物に肉や魚を選ぶのはやめましょう!
線香やろうそくは、
そんな頻繁に無くなるものでもないので、
あまりたくさん貰うと、使い切れずに困ることになります。
それに線香は、匂いの好みが人によって違ったりするので、
お供えする家庭のことを考えると、少し難しいかもしれません。
果物やお菓子は、場合によっては、
参列してくれた方々に分けて配ることがあるため、
すぐに配れるように、それぞれが袋に入っているものなどを選ぶといいです。
(果物ならば、詰め合わせのものとかですね)
あとお菓子は、年配の方が大勢の場合は、
おかきやおせんべい、どら焼きなどの
どの年代でも食べられるものがいいですね。
若い人が好むような、甘ーいお菓子だと
年配の方には大変なこともあるので・・・
上記の他にも、
亡くなった方が好きだったものを、お供えするということもありますが、
その品物を見て、家族の方が思い出して辛くなってしまう・・・
という場合もあるので、正直あまりオススメはできません。
なので、好きだったものにはあまりこだわらず、
上記に挙げたものなどを、お供え物として選ぶ方がいいですね。
ちなみに、
上記で挙げたものは多くの方が選んで、重なりやすいものでもあるので、
それを避けたいというのであれば、
「お金を包んで渡す」というのが一番無難です。
ですが地域や風習によっては、
お供え物とお金(香典)を包んで渡さなければいけない
ということもあるため、
あらかじめご自分の地域や風習を確かめた上で、
決めるようにしてくださいね!
初盆のお供え物ののしや表書きは?
意外と悩む人も多い、のしや表書き。のしは場所によって違うのですが、東と西で分かれます。
もちろん、どちらも結び切りなのですが、
関東では、黒白の水引で、

関西では、黄白の水引になります。

そして、
誰からの物か分かりやすくするために、外のしにします。
表書きは・・・
品物なら、
「御供」「御供物」
現金の場合は、不祝儀袋(双銀や藍銀でもいい)に入れて、
「御仏前」「御沸前」「御供物料」
と書きます。
ちなみにこれらは、仏式の場合なので、
あらかじめ、お参りに行かれる相手の家が仏式かどうか、
決められた風習などがないか、
よく確認してから、
のし紙を選んで、表書きを書くようにしてください。
初盆のお供え物の送る時期はいつ?
本当はお参りに行きたいけれど、何かの事情で行けない場合も出てきます。
お供え物を直接渡せないときは、送ることになりますが、
気をつけたいのが、送る時期です!
場所によっては、
お盆の時期が7月13~16日のところもありますし、
8月13~16日のところもあります。
これを確認せずに送ってしまうと、
恥をかくことにもなりますので、くれぐれも気をつけてください!!
そして、送るなら前もって連絡を入れましょう。
いきなり届いてもびっくりしますから・・・
あと、場合によっては、
送られてきたお供え物に対して、お返しをするところもありますので、
お盆の期間中や、ギリギリに送るのは控えてくださいね。
できるなら、日持ちのするもので1週間前か、
10日ぐらいがちょうどいいです。
まとめ
初盆では、宗派や地域、風習によって、全然違うので、
必ず確認をしてから行うようにしてください!
とはいえ、故人を偲ぶ気持ちが大事ですので、
それだけは忘れないでくださいね~
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